神戸市東灘区の皮膚科『本山リュッカクリニック』は摂津本山駅徒歩約2分・岡本駅至近です。一般皮膚科・小児皮膚科・美容皮膚科、泌尿器領域の診療を行っており皮膚科専門医がお子様から女性ならではの肌トラブルまでニーズに合わせた治療を行います。

とびひ

小児皮膚科|とびひ

とびひ(伝染性膿痂疹)

細菌(黄色ブドウ球菌、レンサ球菌など)で起こる皮膚の感染症です。

とびひ(伝染性膿痂疹 でんせんせいのうかしん)とは

とびひイメージとびひ(伝染性膿痂疹)は、細菌(黄色ブドウ球菌、レンサ球菌など)で起こる皮膚の感染症です。
とびひ(伝染性膿痂疹)は、すり傷から菌が入ったり、虫さされや湿疹を掻いて起こることも多いです。
皮膚にかゆみを伴う水ぶくれができ、それがすぐ破れて他の場所にどんどんうつっていきます。水ぶくれがあまりできないタイプもあります。他の子供にうつしてしまうことがあり注意が必要です。
とびひ(伝染性膿痂疹)の治療は抗生物質の外用や内服を行います。症状がひどい場合は学校をお休みしたほうがよい場合があります。

症状

しる(浸出液)が出たり水ぶくれ、皮むけやかさぶたがみられます。子供に多いですが大人でもなることがあります。

◆水疱性膿痂疹(すいほうせいのうかしん)

原因菌

多くは黄色ブドウ球菌。皮膚や鼻の中などに常在菌として存在します。皮膚の傷などから入り込み増殖してとびひを起こします。表皮剥脱性毒素を持ち皮膚に水ぶくれをつくります。

症状

水ぶくれができて膿を持ち、破れてびらん(皮膚がむけ、ただれたようになる)をつくります。搔くことなどで症状が拡がっていきます。ただれた部分はかさぶたになります。かゆみを伴うことがあります。特に初夏から真夏に多く、乳幼児・小児がなりやすいです。

◆痂皮性膿痂疹(かひせいのうかしん)

原因菌

皮膚や鼻、のどに常在菌として存在します。皮膚の傷などから入り込むととびひを起こす原因になります。黄色ブドウ球菌も同時に感染している場合も多いです。

症状

膿をもった水ぶくれ部分が急速に厚いかさぶたになっていきます。赤みや皮膚のただれがみられることもあります。リンパ腺の腫れ、のどの痛み、発熱を伴うことがあります。年齢や季節にはあまり関係なく、突然発症します。アトピー性皮膚炎に特に合併しやすいです。

治療法

  • ごく軽い場合は外用薬のみで治ることもありますが、抗生物質の内服が基本です。
  • 数日で乾燥しますが、自己判断で早く内服を中止すると再発してしまうので、医師の指示に従いましょう。
  • 3~4日して改善傾向のない場合は、内服中の抗生物質の効かない菌(耐性菌:MRSAなど)の可能性があるので抗生物質の種類を変える必要があります。

!日常生活の注意点

  • かゆみや水ぶくれが見られたら、専門医の診断を受けましょう。
  • 水ぶくれができた時は、引っ搔いて症状を広げてしまわないよう注意しましょう。
  • 水ぶくれが快方に向かう段階でかさぶたが認められますが、気になっても剥がさないようにしましょう。

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